梅の花――『単語帳と狐のしっぽ』な風景
先日、近所の東慶寺というお寺に梅を見に行ってきました。 まだあまり咲いていませんでしたが、ぽつぽつと咲いている感じが可愛らしかったです。 『単語帳と狐のしっぽ』では、主人公のみゆきと五条さんが、 ベランダから見える庭に咲くさまざまな花を見ながらおしゃべりをします。...
『単語帳と狐のしっぽ』完全版出版決定!
http://lychniscoronaria.wixsite.com/flashcard-foxtail このたび、『単語帳と狐のしっぽ』完全版を出版することになりました! 特設ウェブサイトも開設しています! 出版までの日を皆さまとわくわくしながら待てたらなと思います。...
「玩具修理者」――メルヘンとサイケデリックな映画
忍成修吾さんが好きで出会った映画です。 原作は小林泰三のホラー小説。第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作です。 玩具というメルヘンなモチーフと、 あまりに美しく幻想的な世界観がとても気に入りました。 なかでもエンドロールの音楽は暖かなオーロラ(矛盾していますが)のようです。...
「ダリ展」@国立新美術館 行ってきました
シュルレアリスムと、メルヘン&サイケデリックは近いものがありますよね。 ダリは私が最も好きな画家のひとりで、 日本10年ぶりのダリ展に行ってきました。 どきどきする作品にたくさん出会えました。 なかでもチケットのイラストにもなっている「奇妙なものたち」は、...
ドビュッシー「アラベスク 1番」メルヘン&サイケデリックな音楽
リリイ・シュシュの話が出てきたので、 「この世で初めてエーテルを具現化した人」についても言及しようと思います。 そのなかのひとりがドビュッシー。 ドビュッシー自体はメルヘンでもサイケデリックでもないかもしれませんが、 独特の浮遊感とオリエンタルさが魅力です。...
Lily chou-chou「グライド」~メルヘン&サイケデリックな音楽
私の中で「サイケデリック」といえばリリイ・シュシュです。 Salyuももちろんいいと思うけれど、 エーテルを感じるのはリリイだけ。 この「リリイ・シュシュのすべて」という映画が私は生きてきた中で一番好きで、 小説においても多大な影響を受けています。...